スクリーンでお気に入りのガンダムを観るということ【4DX】【ガンダムW Endless Waltz 特別編】

どうも。キむryoです。今日は昼過ぎからイオンシネマで新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 特別編を観てきました。1998年に上映された作品を4DXで上映するという企画のようです。1995年から1996年にかけて放送されたTV版の新機動戦記ガンダムWの続編に当たる作品です。はじめはOVAで展開していたものが新規カットを加えた劇場特別編となりました。

まずは4DXの感想から綴ります。料金2600円で、映像や効果音に合わせて、座席が上下左右に動いたりエアーが出たり雪がまったりしました。冒頭がイヴウォーズというTV版の最終決戦から始まるので、いきなり戦闘シーンが描かれているわけですが、トーラスやリーオーの動きに連動して座席が動く動く。ライフルを撃つと耳元で「プシュッ!プシュッ!」とエアーが出ました。MSの駆動音やガンダムが武器を振って攻撃すrうシーンでは効果音に合わせて座席が動きました。とにかく揺れるんです。首がガクガクするくらいにたくさん揺らされました。冒頭からガッツリ揺らされたので、「4DX」ってこういうものかと思いましたね。アマゾンズの時も揺れた気がするけどよく覚えてないや・・・ガンダムW、特にエンドレスワルツはお気に入りで、ウイングガンダムゼロカスタムがとても好きなので、そんな大好きな作品をスクリーンで観られるだけでも幸せなのに、その体験をさらに濃いものにしてくれたのが4DXの演出です。これで2600円なら高いとは思わないですね。

さて、では本編を観た感想をば。スクリーンの大画面に、ヒイロやウイングゼロが映るだけでも気分が高揚しました。TV版からは今年で26周年になります。7歳で夢中になってみてたあの日々から四半世紀以上を経て、当時は劇場で観られなかったエンドレスワルツを自宅のモニターではなく、スクリーンで観られるというのは感慨深いです。正直、本編は何度か観ているので、ある程度セリフと展開は覚えてます。でもお気に入りのシーンでは気分がとても盛り上がりました。五飛とヒイロが大気圏に突入しながら闘い、名台詞の応酬が繰り広げられるところ、ナタクとウイングゼロが赤熱しながら大気圏に突入し、「トレーズはお前が倒したんだ。」、「違う、俺は今でもやつと闘っている。」の辺りが特に好きです。
エンドレスワルツの見どころは他にも5人のガンダムパイロットのM作戦発動前の様子が描かれている点、カトキハジメ氏によりリファインされたガンダムのデザイン、そしてそんな強烈なキャラクター性のガンダムの戦闘シーン、トールギスⅢのメガキャノン発射シーン、そしてクライマックスのブリュッセル大統領府シェルターを破壊するツインバスターライフル三連撃といった要素が挙げられます。中でも注目なのはやはり、ガンダムのデザインです。TV版とパラレルなものという設定なので、見た目が違うだけで、ウイングゼロ、デスサイズヘル、ヘビーアームズ改、サンドロック改、アルトロンガンダムであるというのは一緒です。近年出版された萬画である、「敗者たちの栄光」では各後継機種に武装が追加されました。いつか敗者たちの栄光の映像化もみてみたいですね。

四半世紀も前の作品を再び上映する意味はあるのでしょうか?あります!この上映をきっかけにガンダムを知ってくれる人がいるかもしれません。ガンダムはたくさんのシリーズがあるので、初心者にはどれから観たらいいかわからないと思います。気になったところから入ってもらって、わからない所は周りの詳しい人に訊いて色々と観ていくといいと思います。今回の4DX上映で、既存のファンにも新規のファンにもスクリーンでガンダムを観るという体験を提供してくれたというのはとても価値のあることです。

大人になって、自分のお気に入りのガンダム作品を、まさか劇場の大スクリーンで観られると思ってなかったので、今日はとても幸せな体験ができました。

ia ia!

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