ガンダムWの見どころ

どうも。キむryoです。今回は僕のお気に入りのガンダムシリーズである、新機動戦記ガンダムWについて綴ります。

新機動戦記ガンダムW(しんきどうせんきガンダムウイング)は1995年(平成7年)に放送が開始されたTVアニメです。平成のTVガンダムとしてはVガンダム、そしてGガンダムに続く3作目となります。5機のガンダムと強烈な個性のキャラクター達が出てくる、シリーズの中でも人気のある作品です。TV放送の後にOVAであるエンドレスワルツが続編として制作され、さらにその後を描いた小説が出ています。

このガンダムWの見どころはいくつかあります。1つ目は自爆、2つ目は名ゼリフ、3つ目は登場人物達の個性、そして4つ目はガンダムのかっこよさです。

自爆:ヴィデオのCMでも主人公のヒイロが自爆するシーンが流れていたり、トロワも自爆しようとしたり、エンドレスワルツでは3機のガンダムが戦闘後に自爆で処理されてたり、決して回数は多くないのですが、CMですらガンダムのかっこいい戦闘シーンではなく、自爆シーンが選ばれる辺り、視聴者の印象に強く残っているようです。子供の頃の僕もWを観ていてガンダムには自爆装置が必要なんだなって刷り込まれました。自爆装置は秘密保持の為ではなく、「力を持った者が背負わなければならない覚悟の為」(H教授)にあるのだそうです。

名ゼリフ:ガンダムWには強烈に印象に残る台詞がいくつもあります。先に書いた自爆ネタで言うと、「死ぬほど痛いぞ。」があります。他にも、「バカは来る。」や、「早く戦争になーれ。」、そして「強者などどこにも居ない。人類全てが弱者なんだ。俺もお前も弱者なんだ。」などがTV版で、エンドレスワルツでは、「教えてくれ五飛、俺達はあと何人殺せばいい?」や、「今度も、負ける戦争だな。」とかいちいち印象深い台詞を登場人物たちが吐くので、そこも楽しんでいただければより面白くなるでしょう。

登場人物達の個性:個性っていうのは、台詞にも濃く反映されていると思うのですが、ケレン味あふれる演技にも惹かれますね。見た目のインパクトもあります。中でも眉毛が特徴的なのがトレーズ閣下とドロシー嬢です。
また、主人公のヒイロは50階建てのビルから落下しても死なない、骨折は自分で治す、自爆しても死なない(死ぬほど痛い)、そしてZEROシステムを使いこなすなど、心身両面で強靭さを発揮します。これが個性かはちょっと疑問ですが、普段無口なのにやることは派手なんです。そこは個性かと。
デュオは5人の少年達の中では1番明るく社交的で、でも乗るガンダムは死神なんです。
トロワは冷静沈着、弾丸を打ち尽くしてもアーミーナイフ一本で華麗に攻める、またサーカスでは軽業師のような動きを見せてくれます。
カトルは5人の中で最も優しい少年です。その優しさ故に過酷な運命を辿ります。
五飛はおのが正義を信じて闘う武人で、唯一の既婚者です。愛機をナタクと呼びます。

ガンダムのかっこよさ:ガンダムWには5機のガンダムが登場します。作品によっては増えます。それぞれ個性的な機体です。
XXXG-01W ウインガンダム L1でドクターJにより開発された機体。強力なビーム兵器と可変機構を備え、汎用性が高い。
XXXG-01D ガンダムデスサイズ L2でプロフェッサーGにより開発された機体。隠密行動が得意。主武装はビームサイズ。
XXXG-01H ガンダムヘビーアームズ L3でドクトルSにより開発された機体。全身が武器庫。登場者の操縦技術次第で軽業師のような機動が可能。
XXXG-01SR ガンダムサンドロック L4でH教授により開発された機体。装甲が厚く、通信能力に秀でておりマグアナック隊との連携を意識していると思われる。ヒートショーテルが主武装。砂漠にも対応。
XXXG-01S シェンロンガンダム L5で老師Oにより開発された機体。格闘戦に秀でており、主武装はビームグレイブで、他に伸縮自在のドラゴンハングを備える。
5機の概要をリストアップしてみました。ガンダムWの前年に放送されたGガンダムと比べると奇抜さはあまりないかもしれませんが、各機、特徴があり、個性的です。TV版は大河原邦男氏のデザインですが、OVAのエンドレスワルツ版ではカトキハジメ氏がデザインし直しています。カトキハジメ氏ヴァージョンは、TV版と同一の機体で、見た目だけが異なる、っていう設定なのですが、整合性がとりづらいところがありました。ここに関してはウイングゼロ(E.W.)への変遷が敗者たちの栄光で詳しく描かれていますので良ければ一度読んでください。
僕の趣味で各機のかっこいい場面を上げると、ウイングゼロ(E.W.)とナタク(アルトロン(E.W.))は大気圏に突入しながら戦闘してだんだんウイングゼロ(E.W.)損傷してしまう辺り、デスサイズヘル(E.W.)は宇宙から月明かりの照らす大地に降り立ち、サーペントの首を飛ばした辺り、ヘビーアームズ改(E.W.)は体を回転させながら跳び上がる(ムーンサルト?)辺り、そしてサンドロック改(E.W.)はヒートショーテルを交差させながら突進んするあたりです。全部エンドレスワルツのシーンになりました。
エンドレスワルツ版のデザインについて:エンドレスワルツで、カトキハジメ氏が描いたガンダム達は、各機の個性が大幅に強化されています。よりキャラクターとしての魅力が増しています。ただ、その一方で武装が減っていました。かっこいいけど、近接戦しかできないとか、実弾しか無いとか、主武装無いと弱体かするとか・・・その辺りの困ったところをフォローしているのがコミックスの敗者たちの栄光です。プラモデル的な楽しみとしてガンダム各機に武装を追加しています。

ガンダムWの魅力である、自爆、名ゼリフ、登場人物達の個性、そしてガンダムのかっこよさについて綴ってみました。気になった方はぜひご覧ください。

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